高級賃貸で大型犬は飼える?知っておくべき注意点とは
忠実で従順な性格を持つことの多い大型犬は、飼い主との間に深い絆を築きやすい動物です。大型犬とともに住み替えを予定している飼い主にとっては、賃貸物件で大型犬が飼育可能かどうかは重要問題といえるでしょう。
今回はそんな方に向けて、知っておくべき注意点を解説します。既に高級賃貸に住んでいて大型犬を飼育したい人もご一読ください。
大型犬を飼育できる高級賃貸はある
大型犬を飼育できる高級賃貸は数多くはありませんが、いくつか存在します。Web上で賃貸物件を絞り込める賃貸サイトではSUUMO、HOMES、ペットホームウェブなどが有名です。居住エリアが決まっている場合は、不動産会社に問い合わせをして探してもらうという方法も有効です。大型犬を飼育できる賃貸物件は、家賃相場が高めの傾向にあります。
爪や牙、においなどにより物件がダメージを受けやすいことから、敷金や礼金が高めに設定されています。退去時、ドアなどの備品に修繕が必要になる可能性が高いこともあらかじめ理解しておく必要があります。
高級賃貸で大型犬を飼う前に知っておきたい注意点
高級賃貸で大型犬を飼う前に知っておきたい注意点がいくつかあります。対象となる物件が、犬の飼育環境として望ましい条件をクリアしているかという問題です。大型犬に該当するのは成犬時に体重が20kgを超えるものです。
ちなみに40kgを超えると、超大型犬に区分されます。大型犬の代表的な犬種は、ゴールデンレトリバーやラブラドールレトリバー、ドーベルマン、秋田県、土佐犬などが挙げられます。
名前の通り体が大きい大型犬は、運動量も多いため、ある程度の広い間取りが求められます。部屋が複数あり、リビングがある物件が理想的です。また、部屋飼いする場合には定期的なシャンプーが必要となるので、浴室の広さも大型犬を洗える余裕があるとよいでしょう。
広々としていて、大人二人ぐらいが同時に体を洗えるくらいのスペースがあれば理想的です。また、大型犬の体調管理のために、散歩ができる公園や、体調を崩したときに連れていける動物病院があるかどうかも確認しておきましょう。
まとめ
高級賃貸で大型犬を飼う際に知っておくべき注意点について解説しました。大型犬を飼育できる高級賃貸は、少数ですが存在します。大型犬を飼育できる賃貸物件は、家賃相場が高めに設定されており、かつ敷金・礼金・退去時の請求も高くなりがちなことを理解しておく必要があります。
大型犬を飼う際には、十分な運動量を満たせる部屋の広さ、浴室の広さを確保し、散歩ができる公園や動物病院が周辺にある物件を選びましょう。