高級賃貸は新築だけじゃない!築年数の基準について解説
見た目が綺麗だったり、内装に傷みや劣化などが見られなくても、築年数の違いで新築なのかそうではないのかによって異なります。単に築年数が少ないから、見た目が綺麗だから新築という考え方ではなく、さまざまな基準やポイントをしっかりと把握するようにしましょう。今回は築年数の基準について解説します。
そもそも築年数とは
築年数とは、建物の完成後にどれくらいの年数が経っているかを表していて、築年数が1年未満、未使用または未入居の場合は新築、新築を除き完成してから3年未満の場合は築浅と呼びます。もし完成から1年未満でも入居や使用済みの場合は、築浅となります。
築年数の基準と重視すべきポイント
人によって基準や重視するポイントは異なりますが、建物の綺麗さや新しさを重視するなら築3年未満がおすすめです。外観や内装だけでなく、備わっている設備も最新の建物が多いですし、より快適さが増します。
もしIH対応のコンロやモニターが付いたインターホン、普及が広がってきている宅配ボックスなど、最新の設備を揃えたいなら築10年以内がおすすめです。地震に対する備えをしたいなら、建築基準法が改正された1981年6月以降に建設された建物を選びましょう。
地震に耐えられる構造になっているので、長く安心して住めるうえ、災害にも強いです。
まとめ
築年数の違いで新築なのか築浅なのかが変わってくるため、上辺だけの情報や、建物の見た目や内装だけで決めるのは避けるのがベストです。
築年数だけでなく、最初から備わっている設備が自分のほしいものなのか、自分が妥協したくない部分をクリアしているのか、新しければ新しいほど良いのかなど、特に重点を置きたいポイントを明確にし、そのポイントを装備した建物を探すようにしましょう。
長く住むためには、地震などの自然災害にも強くなければなりません。建築基準法が改正された後に建てられた場合は、災害に強い構造になっているので、もしもの時のためにしっかりと安全を確保できるうえ、築年数以外にもチェックしておきたいポイントです。自分のこだわりや理想を叶えてくれる部屋を、時間をかけながらでも見つけてください。