高級賃貸物件の間取り図の見方とは?部屋の広さや設備のチェックポイント
マンションの間取りでよくあるのは田の字型と呼ばれるものです。田の字型とは、玄関から室内に向けてまっすぐに廊下が伸び、居室が田の字型に配置された間取りですが、高級賃貸物件の中には特別な間取りの住戸があります。本記事では、高級賃貸物件の2タイプの間取りを紹介したうえで、高級賃貸物件を検討する際のポイントをお伝えします。
高級物件の間取り図の見方とは
高級賃貸物件の間取りとして挙げられるものには、ワイドスパン型とセンターイン型の2タイプがあります。バルコニーの間口の広さと玄関の位置に注目することで、どちらのタイプの間取りなのかが確認できます。
室内が明るいワイドスパン型
ワイドスパン型は、バルコニー側の間口が広い間取りの住戸をいいます。バルコニー側の間口が大きいことで採光面積が広く、日当たりのよい居室を多く設けられます。また、広めのバルコニーがある点も特徴です。廊下が短い作りのため、居室の面積を広く取れ、収納スペースが確保しやすいといったメリットもあります。
プライバシー性の高いセンターイン型
センターイン型は、住戸の側面中央付近に玄関を設けた間取りの住戸をいいます。センターイン型の特徴は、寝室などのプライベートな空間とリビングやキッチンなどのパブリックな空間を、玄関を境目にして分けられる間取りが可能な点です。来客が多い場合でもプライバシー性を確保できます。
高級賃貸物件の間取り図でチェックすべきポイント
高級賃貸物件の間取り図で注意したいのは、そもそも表記が理解しにくい点です。高級賃貸物件では英語表記の間取り図が主体のため、英語に疎い方は玄関(Entrance)がなかなか見つけられないかもしれません。
Living(リビング)やDining(ダイニング)といった表記はカタカナ表記と違いがありませんが、W/D(WasherandDryer:洗濯機と乾燥機)やSto(Storage:納戸・倉庫)は日本では馴染みが薄くわかりにくいでしょう。間取り図を見て高級賃貸物件を検討する場合は、わからない表記はしっかり調べることをおすすめします。
まとめ
高級賃貸物件の間取り図の見方と、間取り図を確認する際のポイントの紹介でした。ワイドスパン型やセンターイン型の住戸は供給数が少なく、非常に高級な賃貸物件でしか見つからないこともあります。本記事のポイントを押さえれば簡単に見分けは付くので、これらの間取りを希望する方は根気よく間取り図を確認してみてください。