東京のブランドマンション一覧
東京には数多くの名だたるブランドマンションがあります。これらのブランドマンションは、都心や駅周辺などの利便性が高いエリアに集中しているのが特徴です。
高い性能とデザイン性の両方を兼ね備えており、購入後も資産価値が安定しています。今回は、東京で人気のブランドマンションに焦点を当て、その特徴や魅力について詳しく紹介しましょう。
MORI LIVING
MORI LIVINGは、森ビルが提供する高級賃貸マンションです。
コンセプト・特徴
森ビルは、東京都港区を中心に街づくりに取り組むディベロッパーです。MORI LIVINGは、単なる高級住宅ではなく、「東京の新しいライフスタイル」を提案しています。
このブランドは、見た目の豪華さだけでなく、都心の港区、千代田区、渋谷区などの便利なエリアに立地し、「住む・働く・遊ぶ・学ぶ」施設が徒歩圏内に集約されています。
売り出し事例
MORI LIVINGが提供する六本木ヒルズレジデンスは、2003年に再開発プロジェクトとして誕生しました。この複合施設には、オフィス、住宅、ホテル、商業施設、文化施設など多彩な機能が集約されています。
六本木ヒルズレジデンスには、超高層マンションと低層マンション、サービスアパートメントの4つの棟があり、それぞれ異なる特徴をもっています。都心生活の価値、ホスピタリティ、デザインの追求において最高水準を目指し、竣工以来、大きな人気を博しているのです。
さらに、広尾や麻布十番などの近隣エリアとの充実した生活環境も魅力のひとつでしょう。
ザ・パークハウス
ザ・パークハウスは、三菱地所レジデンスが提供するマンションブランドです。
コンセプト・特徴
三菱地所レジデンスは、「まちづくりを通じた社会貢献」を使命とし、住まいづくりに取り組むディベロッパーです。そんな三菱地所レジデンスが1970年にスタートしたザ・パークハウスシリーズは、業界トップクラスの戸数を誇る分譲マンションブランドです。
「人と、街と、未来へとつながる思いのまんなかにあるマンション」というコンセプトのもと、東京をはじめ名古屋、神戸、広島などにも展開しています。安全性と快適な暮らしを重視したザ・パークハウスシリーズは、一生ものの価値をもつとして多くの人に支持されているのです。
提供エリアの環境に合わせて、憩いと利便性を両立させた外観が特徴的です。長年にわたり培われた技術力や設計力が感じられる、情熱あふれる住まいが展開されています。
売り出し事例
ザ・パークハウス西麻布霞町は、西麻布三丁目に位置し、ルーマニア大使館やギリシア大使館などが隣接しています。エントランスは、歩車分離式の設計で、車両と歩行者の出入りを分けているのが特徴です。
駐車場は前面道路からの出入りがスムーズで、自走式駐車場にはターンテーブルが設置されています。1LDKから3LDKまでさまざまな間取りがあり、100㎡以上の広々とした住戸も用意されているのです。
高級感あふれる落ち着いた雰囲気と、六本木ヒルズや西麻布のレストランが近隣にある利便性が魅力です。外食やショッピングにも便利な環境が整っています。
パークマンション
パークマンションは、三井不動産レジデンシャルが提供する高級マンションブランドです。
コンセプト・特徴
三井不動産レジデンシャルは、日本最大級のディベロッパーとして、ブランド力と高品質で人気を誇ります。2021年現在、約23万戸の分譲マンションを手掛け、35年連続でNo.1の実績をもっているのです。
パークマンションシリーズは、都心の一等地に位置し、最高級のマンションとして位置づけられています。外観、エントランス、パブリックスペース、内部空間、眺望など、すべての要素が最高品質を追求しているのです。
圧倒的な存在感をもちながらも、素材にこだわり、土や石、漆などをもちいた独自の質感を表現し、これまでにない空間を創造しています。
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麻布霞町パークマンションは、パークマンションシリーズの30周年を記念して建設され、シリーズの集大成として知られています。このマンションは、初の分譲マンションとしてグッドデザイン賞を受賞しました。
位置する西麻布は、江戸時代には大名屋敷が立ち並び、明治45年には三井家の子弟教育のための寄宿舎が存在した歴史ある地域です。このため、三井家との深い縁も感じられます。
外観は西洋風の伝統的な三層構造をもち、イタリアの庭園を彷彿させる庭園様式が特徴です。また、メインエントランスやグランドロビーは、贅沢な空間で迎賓客をもてなす演出がされています。
グランドヒルズ
グランドヒルズは、住友不動産が提供する高級マンションブランドです。
コンセプト・特徴
住友不動産は、400年以上の歴史をもつ住友グループの一員であり、総合不動産会社として幅広い事業を展開しています。「光景(シーン)となる象徴(シンボル)」をコンセプトに、魅力的なマンションを提供しているのです。
このシリーズは、港区、渋谷区、千代田区などの希少性の高い一等地に建てられ、重厚で街並みに調和する外観デザインが特徴です。さらに、高グレードの設備と仕様、そしてきめ細やかなコンシェルジュサービスが提供され、高い生活利便性が魅力です。
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グランドヒルズ南青山は、六本木通りに位置する地上18階、地下2階建ての高級ブランドマンションです。「世界は南青山に見惚れる」というコンセプトのもと、高級住宅地にふさわしい優雅で格調高いデザインが施されています。
セキュリティ面では、24時間オンラインセキュリティセンターによる管理とトリプルオートロックシステムを導入し、厳重なセキュリティ体制が整っているのが特徴です。さらに、住戸間には約200㎜~230㎜のコンクリートスラブ厚と二重床構造を採用し、高い防音性を実現しています。
プラウド
プラウドは、野村不動産が手がけるマンションシリーズです。プラウドシリーズは、時代を先取りした住みやすさと予想を超える美しさを追求しています。
コンセプト・特徴
野村不動産は、1957年創業の総合不動産会社です。住宅、オフィスビル、商業施設など幅広く手掛けており、2030年竣工予定の「芝浦プロジェクト」にも関わっています。
大規模マンションや超高層マンション、大規模戸建てなど多様な形態の物件を提供し、それぞれの住民が誇りに思えるような住まいづくりを目指しています。
野村不動産は用地取得から販売、管理まで一貫して自社で対応しているため、安心の品質を保つことができるのです。
売り出し事例
プラウド神楽坂ヒルトップは、神楽坂エリアに位置する地上5階・地下1階建ての分譲マンションです。その名のとおり、地蔵坂を上った北側の高台に位置しています。
住戸は、60㎡~70㎡の2LDKから90~100㎡以上の3LDKまで多彩な間取りが用意されており、特にファミリー層におすすめです。
グランドメゾン
グランドメゾンは、積水ハウスが手がける分譲マンションシリーズです。
コンセプト・特徴
積水ハウスは、累計260万戸以上の住宅建設実績を誇る企業です。住民と環境の両方に配慮し、街の財産となるような住まいづくりを目指しています。
グランドメゾンシリーズは、環境、街並、快適、安心、信頼の5つの要素に注力した分譲マンションです。森林保護や廃棄物削減など、地球環境に優しい取り組みを行っています。
このシリーズは「生涯住宅思想」に基づき、あらゆる世代が安心して暮らせるユニバーサルデザインを採用。段差の解消やエレベーター内のボタン配置に配慮するなど、幅広い世代が快適に暮らせる工夫が施されています。
売り出し事例
グランドメゾン松濤は、ニュージーランド大使館の東側に位置しています。周囲には低層高級マンションが建ち並ぶ、都内でも屈指の高級住宅街にあるのです。
松濤として名高い邸宅地に佇むこの物件は、美しさと品質において際立っています。総戸数は26戸と少ないですが、最大37台分の平面式駐車スペースを確保しており、地下1階にある駐車場からはエレベーターで直接フロアにアクセスできるのです。
ブランズ
東急不動産が手掛けるブランズは、持続可能な心地よい暮らしと環境貢献実現のために新たな発想や仕組みを取り入れた環境先進マンションです。
コンセプト・特徴
東急不動産は、東急不動産ホールディングスグループに属する総合不動産会社です。都市開発や住宅事業、インフラ・インダストリー事業などを幅広く展開しています。
このシリーズは、「もっとも長く過ごす住宅だからこそ、もっとも地球に優しいものにしたい」という理念のもと、環境と人にやさしい住まいづくりに注力しています。また、東急不動産系列のオンライン医療相談や家事代行、各種優待などが利用できる点も魅力のひとつです。
売り出し事例
ブランズ渋谷桜丘は、渋谷駅の南西に位置する大規模施設「Shibuya Sakura Stage」のビル上層階に建つ分譲マンションです。居住者専用エントランスホールは、丘の上に伸びる大樹をイメージしています。
この物件はブランズシリーズの一環として、環境先進マンションをコンセプトに掲げ、屋上に太陽光パネルを設置するなどの工夫がなされているのです。
建物内には商業施設だけでなく、オフィスやサービスアパートメント区画、子育て支援施設も入居しています。さらに、地上に降りることなく渋谷駅にアクセスできる利便性の高さも、この物件の魅力のひとつです。
ブリリア
東京建物が提供する高級賃貸ブランドマンションのブリリアについて紹介します。
コンセプト・特徴
東京建物は、設立から120年以上の歴史を誇る総合不動産会社です。マンション事業を中心に都市開発や商業施設など、幅広い分野で事業展開を行っています。
ブリリアシリーズは、洗練と安心をコンセプトに掲げています。シンプルで洗練されたデザインは、長い年月を経ても色褪せることがありません。また、防犯対策やセキュリティ体制が整備されており、きめ細やかなシニアサービスも提供されています。
売り出し事例
ブリリアタワー浜離宮は、東京ポートシティ竹芝の向かいに佇む地上32階・地下1階建てのタワーマンションです。「緑を従え、海を望み、空に聳える」をテーマに建設されました。
共用施設が充実しており、屋上にはスカイテラスが設けられ、都心の景観を楽しむことができます。また、住戸同士の間には乾式耐火遮音壁や二重床・二重天井が採用されており、快適な居住環境が提供されているのです。
フォレセーヌ
森トラストグループが提供する「フォレセーヌ」について紹介します。この高級マンションシリーズのコンセプトは「立地」「建物」「サービス」の3つに焦点を当てているのが特徴です。
コンセプト・特徴
森トラストは、東京都心での大型複合都市開発に特化しています。
そのため、フォレセーヌシリーズは、歴史ある高台の立地を選び抜き、赤坂や白金台、麻布などを含むエリアに位置しています。贅を尽くした空間と細やかなサービスを提供しているのです。
フォレセーヌの名前は、フランス語で「FORET(森)」と「SEINE(情景)」を組み合わせたもので、森の情景を表しています。緑や光、風を豊かに取り入れたデザインが特徴で、すべてのマンションが中低層構造となっており、戸建てのメリットも得られるのです。
同時に、頑丈なセキュリティや耐震性、管理体制など、戸建て住宅では難しい面もしっかりと確保されています。
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フォレセーヌ赤坂氷川町は、赤坂エリアに位置し、伝統的な和食店や世界的に有名なレストランが点在するエリアです。赤坂氷川神社の近くに位置し、落ち着いた雰囲気の中で都会の喧騒とは一線を画した生活が楽しめます。
35戸という中規模ながら、大規模マンション並みの充実したサービスが提供されています。コンシェルジュサービスや4重のセキュリティ、そしてエントランスから各住戸フロアーへの直接アクセスが可能なエレベーターなど、快適な生活をサポートする設備が整っているのです。
さらに、免震構造が採用されているため、地震などの災害時にも安心して暮らすことができます。
プレミスト
プレミストは、ダイワハウスが提供する高級マンションブランドで、資産価値だけでなく地域や社会にも付加価値を提供することを目指しています。都心を中心に展開されており、洗練されたデザインのマンションが特徴です。
コンセプト・特徴
ダイワハウスは、快適性と安全性を重視した設計により、価格以上の価値を提供しています。その中でも「プレミスト」は、ハウスメーカーとして培ってきたノウハウを活かした高級マンションブランドです。
生活動線や収納の使いやすさに工夫を凝らし、リンククロークや部屋同士をつなぐ機能など、居住性を高める設計が特徴です。また、独自の居住継続プラン「D-LCP」を提供しており、自然災害が発生した際でも家族の安全と暮らしを守ることができます。
さらに、日常のコミュニティづくりを支援するサポート体制も整えられています。
売り出し事例
プレミスト六番町は、千代田区六番町に位置する分譲マンションです。石張りの外観はスタイリッシュかつラグジュアリーな雰囲気を演出しています。
全戸が南向きのレイアウトを採用しているため、日当たりが非常に良好です。共用部にはフォーリッジテラスとロイヤルラウンジが完備されており、まるでホテルのような贅沢な生活を実現できます。さらに、メインエントランスではコンシェルジュが常駐し、住民のサポートに尽力しているのです。
各住戸はハイグレードな仕様となっており、とくにパウダールームとバスルームは高級感が際立ちます。バスルーム内には標準仕様でテレビが設置されており、快適なバスタイムを提供しています。
まとめ
今回、いくつかの東京のブランドマンションを紹介しました。東京には多種多様なブランドマンションがあり、それぞれが独自の特徴や利点をもっています。
これらのブランドマンションの大きな魅力のひとつは、すぐれた立地条件です。駅へのアクセスが便利で、周辺には商業施設や必要な設備が充実しているため、快適な生活が期待できます。
一方で、ブランドマンションの購入費用は高額な傾向があります。しかし、これらの物件は一般的なマンションと比べて資産価値の低下が緩やかであり、将来的に売却する際にも高い評価を受ける可能性があるのです。